介護付き有料老人ホームでの介護の仕事内容とは?
介護の求人でよく見かけるのが
介護付き有料老人ホームですよね。
有料の老人ホームだったらきっと楽なはず!と思い、うっかり入職してしまう方も多いと思います。
実は私もそのひとりでした。
介護付き有料老人ホームというくらいだから「自立の人が多いんじゃないの?」
と思いがちですが実際は要介護度3~5レベルの利用者さんがたくさんいます。
特に大きい施設になると要介護度が高いだけではなく
パーキンソン病や胃ろう、ストーマ、精神疾患、認知症など、いろんな人がいて
介護士もすごく大変です。
私の働いていた有料老人ホームは150床で4階建てと大きい施設でしたが介助が必要な方がとても多く体力的にも精神的にも限界がきた職場でした。
でもメリットもたくさんありましたよ。 私の働いていた介護付き有料老人ホームの仕事内容はこんな感じでした。
介護付き有料老人ホームでのお仕事内容とは?
早出は出勤そうそう介護度が高い利用者さんのお下を陰洗ボトルで洗浄して
オムツ交換を行い着替えをさせて起こします。
何人もやっていくとその時点で汗だく、ぐったりでした。
その後朝食、配薬を行います。
施設によって異なりますが
シーツ交換・入浴・着脱・軟膏塗布・点眼・カルテ記入・体操・与薬・バイタル測定・トイレ誘導・おむつ交換・カンファレンス・レク活動・薬のチェック・配茶・洗濯などが主な業務になります。
夜勤では深夜や朝方になるとナースコールが鳴りっ放しで広い施設になると走り回らなければいけなくて大変というのもありました。
ナースコールを押してくる内容はだいたい毎回決まっていましたね。
「起こしてください。」
「トイレにいきたいです。」
「お茶を飲ませてください。」
「オムツを替えてください。」
「背中がかゆいのでお薬塗ってください。」
「眠れないのでお薬ください。」
などなど様々でした。
夜中になると必ず全裸になって失禁する利用者さんを全更衣したり深夜徘徊でホールをウロウロしてステーションに勝手に入ってきたり違う利用者さんの部屋に入ったり・・・汗
痰がからんだりすると吸引もしなければいけないこともあります。
朝方はバイタル測定をしながらトイレ誘導のナースコールがあちこちから鳴りやまないので戦争です。
でも介護の知識は有料老人ホームで全て学んだので私にとってはとても勉強になった施設でした。
ワンフロアに10名程度の利用者さんがいる小規模な施設はかなり楽に感じました。
ワンフロアに50名いた施設はもう本当に地獄でした(汗)
ただ介護付き有料老人ホームは比較的給料や待遇は良い方だと思います。
求人掲載よりも実際給与が高くなることが多く処遇改善手当を合わせてですが
年収で300万以上はあります。
地方にもよりますが介護職で300万以上あれば高い方ですよね。
私が働いていた有料老人ホームは年間休日も113日あったので仕事はキツイですが夜勤の明けと次の日は休みでゆっくりできるし連休も多かったし旅行もたくさん行けましたよ♪
ユニット型の少人数の施設は走り回ることもなくイライラすることもなかったので落ち着いて介護ができました。
介護付き有料老人ホームを選ぶなら利用者さんが少なめの小規模施設を選ぶのがオススメです!
比較的楽ですよ♪
大きい介護施設で働くメリットとは?
大きい介護付き有料老人ホームに勤めるとどの施設でも通用するスキルが身に付くのでそれだけのメリットがあります。
よその施設へ面接に行った場合も採用されやすく欲しがられる人材になれます。
痰の吸引や認知症、パーキンソンや精神疾患などいろんな病気の利用者さんがいるので
とても勉強になります。
なので介護福祉士の試験問題も理解しやすく合格率も高いんですよ。
介護付き有料老人ホームは資格・経験問いません。
給料も基本給やボーナスが良く年間休日が多い施設を選ぶと精神的に楽ですよ♪
介護付き有料老人ホームを探すならハローワークよりも介護求人最大手の「クリックジョブ介護」が断然探しやすいです!施設の雰囲気も見れるので頭でイメージもしやすいんですね。
面接にいくときに毎回交通費として1000円支給されますよ♪
↓