ここ数年前からサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の求人が増えてきていますね。
サ高住で働いてみたいという方のために今回はサ高住について詳しくお伝えしていきますね。
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)って楽なの?
サ―ビス付き高齢者向け住宅には2パターンあります。
1つが一般型。もう1つが介護型です。
体力的に楽なのは一般型のサ高住です。
一般型は60歳以上の高齢者、もしくは要介護認定を受けた60歳未満の人を対象とした高齢者が安心して暮らすためのサービスを提供するバリアフリーで構造された賃貸型の住宅のことです。
自立~軽度の要介護認定を受けた高齢者が対象です。
認知症の方を受け入れない所が多いので認知症のケアをしたい人には向いていない仕事内容になっています。
基本的には介護の必要がなくコミュニケーションにも問題がない高齢者がほとんどで元気な人が入居する住宅なので外出も可能なんですよ。
キッチンやお風呂もトイレもお部屋にあり高齢者向けのマンションとイメージしてもらえれば分かりやすいですね。
介護施設のように介護士さんがノックをしてお部屋に自由に入れるのとは違い、マンション型で鍵が有るのできちんとプライバシーも守られています。
サ高住は施設ではなく訪問介護事業になります。
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の仕事内容とは?
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の仕事を選ぶ際に一般型を選ぶと体の負担が少なめです。
ヘルパー2級や介護職員初任者研修、介護福祉士の資格が必要になります。
正社員の場合は夜勤もありますが巡回程度でナースコールでめったに呼ばれることもないサ高住がほとんどです。
体力的な面でも30代後半~40代、50代の方が向いていると思いますよ。
一般型サ高住の仕事内容は「安否確認」と「生活相談」です。
安否確認とは1日1回以上は必ず入居者さまの安否を確認する義務です。
生活相談とは生活の面で入居者さまの生活や医療について行う業務で
医療は看護スタッフが行います。
日中の洗濯・掃除・買い物代行や介助が必要な場合は入浴の見守りや排せつの見守りなどが主な業務です。
介護施設のようにオムツ交換や体交などきつい仕事がないのが特徴です。
当日のスケジュールを確認しながら決まった時間内に入居者さまのお部屋に伺い生活援助を行い、それ以外には基本的にステーションで業務を行ったりしています。
利用者さん向けの趣味活動では生け花やカラオケ、フラダンスなどのサークル活動も充実しており最近ではデイサービス付きのサ高住もたくさんありますね。
レクリエーションはデイサービスで行っていることが多く基本的にサ高住のスタッフは
デイサービスには行かないのでレクリエーションが苦手な人も安心ですね。
勤務先のサ高住によってはスタッフが足りないからという理由でデイに借り出される場合もありますのでそこは面接の際にきちんと聞いた方があとあと後悔しないと思います。
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)のお給料はどれくらい?
サ高住の給料ですが夜勤ありで平均19万円くらいです。
高いところでは25万円以上貰えるところもあります。
わたしが勤めたことのあるサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)は入居者が多いところでしたが、きつい業務は全くなく「こんなに楽してお給料をもらってもいいの?」というくらい体の負担もなくお給料もそこそこ良かったですよ。
サ高住で働きたい人は面接でこれだけは確認したい!
わたしも以前、転勤でサ高住に勤務したことがあります。
介護付き有料老人ホームや特養のような慌ただしい雰囲気はなく穏やかに仕事をすることができました。
空いている時間は庭園の手入れをしたりする余裕もありましたよ。
夜勤帯もラウンドが主でコール対応もほとんどなかったので体力の負担がないのが印象的でした。
でも楽というイメージだけでサ高住に就職してしまうと「こんなはずじゃなかった」と失敗するケースもあります。
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の中には経営者によっては要介護の人を多く受け入れているところもあるので身体介助に自信がない人は面接の際に確認した方がよいと思います。
まず一般型なのか介護型のサ高住なのかきちんと確認する必要があります。
体力に自信がない人は一般型のサービス付き高齢者住宅を選びましょう♪
介護求人サイトの中でも最大手のクリックジョブは求人数がかなり多く、施設の写真も掲載されているので安心して仕事を探すことができます。
自分が働きたいと思ったサ高住の仕事内容や要介護度など、直接面接に行くと聞けない内容も多いですよね。
そんな悩みもクリックジョブで探した場合は担当スタッフに聞けば細かく教えてくれます。
面接に行く際には交通費として1000円支給してもらえるのでおすすめですよ♪