介護職を退職したあとにハローワークに行くメリットと損をしない手続き
介護の仕事は本当に離職率が高いですね。
ほとんどの人がだいたい平均3年で転職してしまっているという残念な業界だともいわれています。
退職の原因は、連休や土日の休みが取れないとか上司との人間関係問題などが多く「介護の仕事って選ぶほどたくさんあるから今の職場で無理に我慢する必要がない」という理由が多いようです。
体力も使いますが神経もとても使う大変なお仕事なので
もちろん年間休日も多い方がいいし、有給消化もできるところがいいし、お給料だって毎月数千円でも高い方がいいに決まっています。
今いる職場を辞めて新しい介護施設に転職したいという方のために
介護の仕事を辞めたあとにしなければいけない手続き、
ハローワークに行くメリット、損をしない手続きなどを詳しくお伝えしていきたいと思います。
- 介護の仕事を退職したらまずしなければいけない手続き
- 退職後にハローワークに行くメリットとは?
- 再就職手当と失業保険の額が計算できるシュミレーション
- 再就職手当をもらいたい人には絶対気をつけて欲しいこと
- ハローワークに初回行くときに必ず持って行く必要なもの
- 離職票は会社から送ってくる?
- 離職票が届かない場合には
- 介護職を辞めて違う仕事をしてみたい!職業訓練校って?
介護の仕事を退職したらまずしなければいけない手続き
職場を退職するのが初めてでどうしたらいいかわからないという方も多いと思います。
すぐに次の職場に就職が決まっている場合は特に問題ないと思いますので読み飛ばしていただいて大丈夫です。
「人間関係が限界」で突然退職してしまった人、「腰痛がひどくなったから」など自己都合で退職をした場合には次の仕事も決まっていないという方が多いですよね。
次の仕事が決まるまでの間はいろんな面でとても不安があると思います。
「毎月の家賃や生活費を払う余裕もないし・・」「もし何か月も仕事が決まらなかったら・・」と不安だと思いますが、その為にハローワークへ行くので読み続けていただけると幸いです。
退職後にハローワークに行くメリットとは?
「ハローワークに行ったって待遇のいい仕事見つからないんだから行ったことがない」という方も結構多いですよね。
ハローワークは仕事を見つけるだけのところではないんです。
仕事を辞めたらまず1日でも早くハローワークに行った方がお得なんですよ。
退職後ハローワークに行くメリットは
■自己都合で退職した場合、もし3か月以上仕事が決まらなかったら失業保険(手当)が貰える。
■失業保険(手当)をもらう前に就職が決まった場合は再就職手当が支給される。
■職業訓練を受けることができるので介護の仕事をもう辞めたいという人は違う職種での再就職のチャンスに繋がる。
以上です。
私は過去、退職して2か月後とかに就職が決まったのですがハローワークからの再就職手当(就職祝い金)が数十万円も支給されてびっくりしたことがあります。
無職の間、家賃や生活費を支払うのに貯金を崩したりしていましたが再就職手当があるおかげで少しは取り戻すことができました。
再就職手当や失業手当は収入や年齢によって給付される額が違ってきます。
詳しく説明するとちょっとややこしくなるので、その辺は直接ハローワークに行って聞いたほうが確実だと思いますのでこちらでは割愛させていただきますね。
再就職手当と失業保険の額が計算できるシュミレーション
■再就職手当がいくらもらえるのか気になる人は↓こちらで計算できます。
■失業保険がいくらもらえるのか気になる人はこちら↓で、わかりやすく計算できます。
失業保険の金額を計算(自動計算ツール) - 知らないと損する雇用保険(失業保険)
再就職手当をもらいたい人には絶対気をつけて欲しいこと
再就職手当をもらいたいという人には気をつけて欲しいことがあります。
①ハローワークに離職票を提出後7日間は就職したらダメ(待機期間です)
②離職票を提出してから1か月の間に就職したいのであればハローワークからの紹介のみ
③1か月後であれば介護の求人サイトであろうがリクナビであろうが自分の探したところで就職してもOKです。
これを守らないとせっかくの再就職手当(就職祝い金)がうっかりもらえなくなってしまうので注意してくださいね♪
ハローワークに初回行くときに必ず持って行く必要なもの
ハローワークに行くメリットがわかったら、できるだけ早めに手続きをしたいですよね。
間違っても手ぶらでいってしまうのはダメですよ。
初めてハローワークに行くときに必ず必要なものは
■離職票(1と2)
■マイナンバー(個人番号がわかるもの)
■身分証明書
■印鑑(シャチハタはダメ)
■通帳またはキャッシュカード(口座番号がわかるもの)
■証明写真(2枚)
これらの持ち物がいりますのでその日になって慌てないように揃えておくといいですね。
証明写真はだいたいどこのハローワークにも設置されているのでもし忘れた場合は現地で撮れば大丈夫です。
離職票は会社から送ってくる?
退職届けを出したあとに会社から離職票が自宅に郵送されてくると思います。
離職票に署名捺印をして一旦会社に送り返します。
まれにこちらから申請しないと離職票を送ってこない施設もあります。
というか私が以前勤めていたところはありました・・
退職の際には必ず「離職票って送ってもらえるんですか?」と尋ねたほうがよさそうですね。
署名捺印して送り返した離職票はのちほど自宅へ郵送されてきます。
離職票が届かない場合には
「退職したのに離職票が届かない!」なんて慌てる人も多いのですが、離職票が手元に届くまでには少し日にちがいるんです。
退職
↓
会社がハローワークに雇用保険の資格喪失届けを提出する(会社が退職した翌日から10日以内に手続きする決まりになっています)
↓
ハローワークが会社に離職届を郵送する
↓
会社が退職者に離職票を郵送する
という流れになっています。
退職後1週間くらいでだいたい自宅に届きますが不安な方は会社に直接問い合わせてみるといいですね。
介護職を辞めて違う仕事をしてみたい!職業訓練校って?
介護の仕事だけではなく違う仕事も経験してみたいという若い人も多いですね。
中には資格が取れるものもあるので就職率のよいものを選ぶのもいいですね。
職業訓練校にはこんな種類があります。
■パソコン基礎
電源の入れ方からスタート
■IT
ウェブサイト作成・プログラミング・アプリ作成など
■経理・総務・営業事務
ワード・エクセル・表計算・簿記など
■医療事務
医療保険制度・診療報酬明細・カルテ用語など
■介護
介護職員初任者研修など
■保育
保育士
■調理
調理師
■不動産
宅地建物取引士など
■整備
自動車車体整備士
乙種第4類危険物取扱者など
■機械
■理容・美容
エステティシャン・アロマセラピスト・ネイリストなど
短くて2カ月~長くて2年と自分の目的に合わせて受講することができます。
職業訓練校を受講するには年齢制限はありませんが、いくつかの条件や試験や面接もあります。
その間の生活費は職業訓練受講給付金というのがあり、職業訓練で学んでいる期間は最低限の生活が送ることができる給付を受けることができるんですよ。
注意したいのは受けたいコースが毎月開催されているわけではありません。
すぐには受講できるわけではないので気になる方は早めにハローワークで確認するとよいですね。
いかがでしたか?
今までハローワークに行ったことがない介護士さんももし退職したら行くメリットはあるので是非行かれてくださいね。
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介護付き有料老人ホームでの介護の仕事内容とは?
介護の求人でよく見かけるのが
介護付き有料老人ホームですよね。
有料の老人ホームだったらきっと楽なはず!と思い、うっかり入職してしまう方も多いと思います。
実は私もそのひとりでした。
介護付き有料老人ホームというくらいだから「自立の人が多いんじゃないの?」
と思いがちですが実際は要介護度3~5レベルの利用者さんがたくさんいます。
特に大きい施設になると要介護度が高いだけではなく
パーキンソン病や胃ろう、ストーマ、精神疾患、認知症など、いろんな人がいて
介護士もすごく大変です。
私の働いていた有料老人ホームは150床で4階建てと大きい施設でしたが介助が必要な方がとても多く体力的にも精神的にも限界がきた職場でした。
でもメリットもたくさんありましたよ。 私の働いていた介護付き有料老人ホームの仕事内容はこんな感じでした。
介護付き有料老人ホームでのお仕事内容とは?
早出は出勤そうそう介護度が高い利用者さんのお下を陰洗ボトルで洗浄して
オムツ交換を行い着替えをさせて起こします。
何人もやっていくとその時点で汗だく、ぐったりでした。
その後朝食、配薬を行います。
施設によって異なりますが
シーツ交換・入浴・着脱・軟膏塗布・点眼・カルテ記入・体操・与薬・バイタル測定・トイレ誘導・おむつ交換・カンファレンス・レク活動・薬のチェック・配茶・洗濯などが主な業務になります。
夜勤では深夜や朝方になるとナースコールが鳴りっ放しで広い施設になると走り回らなければいけなくて大変というのもありました。
ナースコールを押してくる内容はだいたい毎回決まっていましたね。
「起こしてください。」
「トイレにいきたいです。」
「お茶を飲ませてください。」
「オムツを替えてください。」
「背中がかゆいのでお薬塗ってください。」
「眠れないのでお薬ください。」
などなど様々でした。
夜中になると必ず全裸になって失禁する利用者さんを全更衣したり深夜徘徊でホールをウロウロしてステーションに勝手に入ってきたり違う利用者さんの部屋に入ったり・・・汗
痰がからんだりすると吸引もしなければいけないこともあります。
朝方はバイタル測定をしながらトイレ誘導のナースコールがあちこちから鳴りやまないので戦争です。
でも介護の知識は有料老人ホームで全て学んだので私にとってはとても勉強になった施設でした。
ワンフロアに10名程度の利用者さんがいる小規模な施設はかなり楽に感じました。
ワンフロアに50名いた施設はもう本当に地獄でした(汗)
ただ介護付き有料老人ホームは比較的給料や待遇は良い方だと思います。
求人掲載よりも実際給与が高くなることが多く処遇改善手当を合わせてですが
年収で300万以上はあります。
地方にもよりますが介護職で300万以上あれば高い方ですよね。
私が働いていた有料老人ホームは年間休日も113日あったので仕事はキツイですが夜勤の明けと次の日は休みでゆっくりできるし連休も多かったし旅行もたくさん行けましたよ♪
ユニット型の少人数の施設は走り回ることもなくイライラすることもなかったので落ち着いて介護ができました。
介護付き有料老人ホームを選ぶなら利用者さんが少なめの小規模施設を選ぶのがオススメです!
比較的楽ですよ♪
大きい介護施設で働くメリットとは?
大きい介護付き有料老人ホームに勤めるとどの施設でも通用するスキルが身に付くのでそれだけのメリットがあります。
よその施設へ面接に行った場合も採用されやすく欲しがられる人材になれます。
痰の吸引や認知症、パーキンソンや精神疾患などいろんな病気の利用者さんがいるので
とても勉強になります。
なので介護福祉士の試験問題も理解しやすく合格率も高いんですよ。
介護付き有料老人ホームは資格・経験問いません。
給料も基本給やボーナスが良く年間休日が多い施設を選ぶと精神的に楽ですよ♪
介護付き有料老人ホームを探すならハローワークよりも介護求人最大手の「クリックジョブ介護」が断然探しやすいです!施設の雰囲気も見れるので頭でイメージもしやすいんですね。
面接にいくときに毎回交通費として1000円支給されますよ♪
↓
特養の仕事内容はきついけど給料が高いって本当!?
介護職の中でも最も仕事内容がきついといわれているのが特別養護老人ホーム(特養)ですよね。
別名、介護老人福祉施設とも呼ばれています。
特養は介護の転職求人サイトを見ていても給料が高いのが魅力的です。
特養の仕事内容は本当にきついのか?特養に勤めるメリットはあるのか?を私の経験上ではありますがご紹介していきたいと思います。
是非参考にしていただけると幸いです。
特別養護老人ホーム(特養)の仕事内容とは?
特別養護老人ホーム(特養)は介護度が要介護3以上と高い利用者さんが多いのが特徴です。
寝たきりの高齢者が多く体力をとても使う施設でもあり、「特養に勤めている時に腰を悪くした」という介護士さんもたくさんいるほど、大変な施設であります。
実際に私が働いていた特養でも朝の申し送りが終わり業務終了するまではずっとドタバタな感じで、とにかく目まぐるしく1日が過ぎていきました。
特養の仕事内容は主に
オムツ交換・トイレ誘導・入浴介助・清拭・シーツ交換・バイタル測定・食事介助・口腔ケア・洗濯・与薬・記録・看取りなどです。
近くに看護師さんがいない場合には痰の吸引をすることもあります。
オムツ交換や車椅子への移乗もスタッフ1人でする事が多いので腰に負担がかかったりして正直、きつかったですね。
レクリエーションもありますが人手不足などでレクをすることができないのも実態でした。
夜勤帯では便いじりをして壁一面が便だらけしてしまう利用者さんもいましたが、こういうアクシデントはどの介護施設でもあるあるなので当たり前の光景かもしれませんね。
介護の仕事の中で特養の給料が一番高いって本当!?
介護の求人サイトを見ていても特別養護老人ホーム(特養)の給料は他の介護の仕事に比べ高いと思ったことありませんか?
中には給料が激安の特養も見かけますが月給25万円以上で賞与4か月支給の求人って意外とたくさんあるんですよ。
私も長年介護の仕事をしてきましたが賞与が4か月分というのは本当に嬉しい額でもありました。
今まで介護の仕事を頑張った証でもありますし、やはりお給料に反映されるのってやりがいを感じますよね♪
貯金もできるし、なんといってもモチベーションが上がります。
実は介護職の中でも年収が一番高いのは特別養護老人ホーム(特養)なんですよ。
厚生労働省の調査結果によると特養の平均給料は307,670円と、かなり高い月収になっています。
介護業界は今、サービス残業など廃止されている施設が多く勉強会や研修など時間外で出勤しても手当てがつく施設が多いので働きやすくはなっていますね。
時間外手当がつかない施設はブラック企業なので注意しましょうね。
特別養護老人ホーム(特養)に就職するメリットは?
体力的にきつい思いをしてまで特養に就職する必要がないよ!と思う介護士さんも多くいらっやると思いますが
私の経験上ですが特別養護老人ホーム(特養)に就職するメリットはたくさんあるんですよ。
介護のスキルを身につけたい
特養に勤務していればたいがいどこの施設に転職しても通用するスキルが身に付きます。
「特養に勤めいていた」というだけで即戦力を期待されるため、他の介護業界に転職する際も即採用されやすいというメリットがあります。
介護技術や仕事のスピードが身につくので自信にもつながります。
(私も右も左もわからない新人のころはオムツ交換や陰洗にもすごく時間がかかっていましたが毎日こなしていくうちにコツを覚えてだんだん早くできるようになきました。)
リーダーやチーフ、マネージャーを目指したい人にもおすすめです。
特養を経験することでそれまで活かしてきた経験が今後最大のメリットにつながると思います。
「特養にいた人が入社するらしいよ」 「特養にいた人だから即戦力になるね」など新しく入社してくる新人さんのうわさなどを聞いたことがある人も多いと思います。
特養にいた人は期待されることが多いんです。
介護福祉士を目指したい
特養で働いていると介護福祉士の試験に大変役に立つことが多くあります。
介護福祉士の資格は実践を兼ねるからこそ取得しやすくなっています。
介護の理解がなければ試験もちんぷんかんぷんなので介護福祉士を目指す人は特養でのスキルを身に付けるの事はとても有利になります。
看取りケアがある施設を経験してみたい
厚生労働省によると特養の約76%が看取りを行っていますが中には看取りを行っていない施設もあります。
食事介助や排泄介助、褥瘡の防止など日常生活のケアが中心になります。
「怖い・辛い・苦しい」という気持ちをいかに和らげることができるか、ご家族にとっても利用者さんにとってもできるだけ不安やストレスがないようにケアするのが介護士の役目でもあります。
亡くなったあとはエンゼルケアを行います。
体をきれいに清拭をして、生前お気に入りだった服(きれいな服)に着替えさせ
整容、女性の場合は化粧を施します。
私も今まで何人もの利用者さんの看取りケアをしてきました。
正直いって家族のように生活を共にしてきた利用者さんが苦しむ姿を見たり、亡くなる直前はとても辛かったですが永眠されたあとの安らかな顔を見た時やご家族に感謝された時など介護士をしてきてよかったと思えました。
「看取り介護は辛いからしたくない」と思う介護士さんも多いと思いますが特養だから経験できるケアでもあります。
特別養護老人ホーム(特養)の仕事内容まとめ
時間ごとに業務が組み込まれているので仕事を覚えやすいのが特徴です。
そのため「この時間に何をしたらいいのかわからない」という不安もなく業務に専念することができますよ。
デイサービスなどでのレクリエーションが苦手でひたすら介護業務をしたいという方や
介護の知識とスキルを身につけてから違う職場に転職したいという方におススメです。
忙しい現場だからこそ観察力や洞察力が身につきやすいのが特養の特徴でもあります。
特養で働いてみたいという人は、介護求人サイトの中でも最大手のクリックジョブなら求人数がかなり多く施設の写真も掲載されているので安心して仕事を探すことができます。
ハローワーク求人の記載では月収16万以上~27万とか書いてある場合も多いのですが、かなり開きがあるので実際に自分がどのくらい基本給がもらえるのかがわからないのがデメリットですよね。
基本給でボーナスの額も大きく変わってきますから。
クリックジョブならハローワークでは聞けない内容や面接では聞きづらい施設の内部の様子や月収やボーナスの額など細かいことを何でも聞くことができるので高収入な介護の職場を探すことができます。
面接に行ってみたい施設があったら何個でも可能です。
オープニングスタッグの募集や夜勤無し・未経験OKなど自分に合った求人を見つけることができるのも嬉しいですね。
面接に行く際には交通費として1000円支給してもらえますよ♪
人間関係の良い介護施設を見分ける方法とは?
介護の仕事で転職を考えた時に気になるのが「人間関係」ですよね。
介護の業界は比較的「人間関係は良好」と答える人が多いです。
その理由はやはり介護の仕事を選ぶ人は「世話好き」で
「思いやりの気持ちがある人が多いから」だといわれています。
ところが上司との人間関係が悪く悩んで退職、転職する人が意外と多いんですよね。
介護の仕事で上司への不満、いちばん多いのが「パワハラ」です。
施設長などは現場にいないことが多いので現場のことがわかっていない施設もあります。
そういう施設に限って上司との人間関係に悩み、結局うまくいかず退職という場合が多いんですよね。
理不尽な理由で呼び出してはねちねちと責めてきたり、
体調不良で休んでも心配してくれないどころか嫌味を言ってきたりする上司も少なくありません。
だんだんと顔を見るのもいやになって退職に追い込まれたスタッフを私は過去に何度もみてきたことがあります。
えこひいきもよくある話で、自分に合わせてくれる都合の良いスタッフや自分が好きなスタッフには有給や連休を許可したり、昇給やボーナスの査定を良くしたりというのはよくある話です。
そして施設長だけではなくリーダー格の上司との人間関係に悩む人も多いですね。
上司が転勤もしくは退職しない限りはずっといやな思いをしながら働くことになるので
モチベーションは下がり仕事でのミスも増えたりして負の連鎖になることがあります。
それならあっさり転職したほうがいいのでは?と私は思います。
いったん上司との関係が崩れると元に戻すのは難しいといわれています。
介護の仕事は腐るほどあります。
どこの現場も即戦力を求めているので今のつらい現状にしがみつく必要もないと思います。
そんな私も「あっさり転職派」ですよ。♪
人間関係の良い介護施設を見分ける方法とは?
介護の仕事に限らずどんな職場でも入ってみなければ分からないのが「人間関係」ですよね。
絶対とはいえませんが、
人間関係の良い施設を見分ける方法があります。
私の経験上ですがスタッフの人数は
少ないよりは多い施設のほうが人間関係は良好です。
スタッフが多ければ多いほど人間関係が悪そうに思いますが
夜勤がある介護の現場になると毎日出勤するわけではないので
顔を合わせる機会が少なくなるからなんですね。
どんなに仲が良くても毎日顔を合わせればいやな面もみえてきます。
スタッフが多い施設だと夜勤もいつも違うスタッフと組み合わせになることが多いので
人間関係もうまくいきやすいんですね。
上司との関係で悩んでいる人は
母体がしっかりしている介護施設を選ぶと良いですよ。
母体がしっかりしている介護の職場は、コンプライアンスでパワハラが厳しく指導されています。
上司も優しくて快適に働くことができるんです。
人間関係が悪い介護施設を見抜くには?
仕事を探している時にハロー枠求人や介護求人サイトをよく見ているといつも同じ介護施設が募集していることがあります。
そういう介護の現場は上司が理不尽だったりスタッフ同士の人間関係が悪い傾向にあるので要注意です。
介護の求人サイトなら人間関係を知ることができる
私も退職したけれど次に就職するところで人間関係で失敗したくなかったので
介護求人サイトに登録しました。
求人サイトに登録するとコーディネーターさんからいろんな情報を聞けるというメリットがあります。
私の場合「ここの職場って離職率や人間関係ってどうですか?」と直接聞いてから
就職先を紹介してもらいました。
そういう面ではハローワーク求人より介護求人サイトの方が断然おすすめです。
人間関係で悩みやすい人はオープニングスタッフに応募するとみんなスタートが同じなので安心ですよ。
新規のオープニングの施設がたくさん掲載されている求人サイト、
私が登録している中でおすすめなサイトはこちらです。
介護求人サイトの中では大手なので他サイトに掲載されていない高収入の施設も掲載されていて面接へ行くたびに交通費として1000円支給されますよ♪
働きながら介護士【介護職員初任者研修】の資格を取る方法とは?
最近40代や50代の方で介護の仕事に転職しようか迷っている方がとても多いようですね。
資格を取りに行く時間がない方は働きながら資格を取る方法もあります。
介護士は一生仕事に困らない強い資格です。
そして今後、親の面倒を見たいという方にも大変役立つ資格なんです。
忙しい人のために
現在の仕事をしながら、介護職未経験者が介護士【介護初任者研修】の資格を取る方法をご紹介していきます。
- 私が介護士になりたいと思ったきっかけとメリット
- 働きながら介護士の資格を取るには通信と通学どっちがおすすめ?
- 介護士【介護職員初任者研修】の資格を取る方法
- 介護士の資格を取るのに試験があるの?資格を取るまでの流れ
- 働きながら介護士【介護職員初任者研修】の資格を取る方法まとめ
私が介護士になりたいと思ったきっかけとメリット
私が最初に介護士になりたいと思ったきっかけは、「手に職が欲しかったから」でした。
長年、全く違う職種に就いていましたが、
年を取った時に活かせる業種ではなかったので生活に不安がありました。
きちんとした「資格」があれば家族を守れると思ったからです。
介護士の資格を持っているとたくさんのメリットがあるんですよ。
■定年がない
■一生仕事に困らない
■ブランクがあっても戻れる
■仕事を選べる
■親の介護ができる知識が身につく
■40歳以降でも遅くない
定年がないというのと職には困らない、というのは本当に気持ち的に楽でした。
もちろん正規社員で採用されることが多いので健康保険や厚生年金の心配がないのも安心でしたね。
40代以降になると一般的な転職をするのはかなり厳しいものがありますが、介護士の資格があれば転職も可能なんですよ。
働きながら介護士の資格を取るには通信と通学どっちがおすすめ?
介護士の資格は以前までは【ホームヘルパー2級】という名称でしたが現在では【介護職員初任者研修】という名称になっています。
働きながら介護士【介護職員初任者研修】の資格を取る方法は通信と通学の2パターンがあります。
通信はテキストをもとに自宅で基礎を学習します。
課題を採点センターへ提出したりするので少し面倒な面もあります。
通信で学ぶにしてもスクーリング(講義・実技)には必ず出席しなければいけないので完全に自宅だけでの学習で資格が取れるわけではないんです。
仕事を持っている方におすすめなのは通信ですが自宅学習をするのが苦手な人や自信がない人には無理のないコースでの通学がおすすめです。
土日コースや平日コース・週2~3日コース・夜間コースなど資格が取れやすいコースがたくさん用意されているので働いている人でもちゃんと資格が取れるようになっています。
働きながらの通学はとても大変ですが最短で1か月、最長でも4か月なのでそこまで耐えられない期間ではないと思います。
私も働きながらの通学だったので、とてもきつかったですが
「たったの2か月で資格が取れる!」と思えばその日その日をどうにか乗り越えることができましたよ。
介護士【介護職員初任者研修】の資格を取る方法
介護士の資格を取るには、まずどこのスクールの講座に申し込むかということになります。
だいたい毎月開催されているので慌てなくても大丈夫だと思います。
スクールを探すポイント
■家からできるだけ近い
■土日・平日・夜間など選べるコースがたくさんある
■安い
安いところは2万円代~ありますよ。
介護士の資格を取るならこちらの資料請求でスクール別料金比較をすることができるのでゆっくり検討したい人は参考にされてくださいね。
介護士の資格を取るのに試験があるの?資格を取るまでの流れ
介護職員初任者研修の講座を終了後、筆記試験がありますが落ちても再試験があるのでよほど不真面目ではない限り落ちることはないと思います。
資格を取るまでの流れは
2.講義
3.実技
4.課題(自宅で宿題)
5.筆記試験
になります。
働きながら介護士【介護職員初任者研修】の資格を取る方法まとめ
いかがでしたか?
介護士の資格を働きながら取りにいくのはとても大変ですが、まず転職に対する不安がなくなります。
同じ境遇の仲間がたくさんいるのでとても励みにもなります。
講座を受けているときも資格を取れたあとも、新しいことにチャレンジしていると希望とやる気が湧いてきてワクワクするんですよね。
ほとんどのスクールが教育訓練給付金の対象になっているので国から費用の一部が負担されます。
資格取得終了後に説明があると思いますが、ハローワークに申請するといくらか戻ってくるんですよ。
助かりますね♪
講座終了後は就職先をあっせんしてくれたり、受かりやすい履歴書の書き方を教えてくれたりします。
介護士の資格を取りたい方は資料請求を見て検討してくださいね。
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の仕事内容ってきつい?
ここ数年前からサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の求人が増えてきていますね。
サ高住で働いてみたいという方のために今回はサ高住について詳しくお伝えしていきます。
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)って楽なの?
サ―ビス付き高齢者向け住宅には2パターンあるので応募する際、注意が必要です。
1つが一般型。もう1つが介護型です。
体力的に楽なのは一般型のサ高住です。
一般型は60歳以上の高齢者、もしくは要介護認定を受けた60歳未満の人を対象とした高齢者が安心して暮らすためのサービスを提供するバリアフリーで構造された賃貸型の住宅のことです。
自立~軽度の要介護認定を受けた高齢者が対象です。
認知症の方を受け入れない所が多いので認知症のケアをしたい人には向いていない仕事内容になっています。
基本的には介護の必要がなくコミュニケーションにも問題がない高齢者がほとんどで元気な人が入居する住宅なので外出も可能なんですね。
キッチンやお風呂もトイレもお部屋にあり
高齢者向けのマンションとイメージしてもらえれば分かりやすいです。
介護施設のように介護士さんがノックをしてお部屋に自由に入れるのとは違い、マンション型で鍵が有るのできちんとプライバシーも守られています。
サ高住は施設ではなく訪問介護事業になります。
サービス付き高齢者住宅の勤務は基本的に手がかからない高齢者が入居しているので楽な職場といわれていますが、ここ数年高齢化がすすみ最近では若干介護が必要な方もいらっしゃるようです。
クリックジョブではどんなサ高住なのか、入居者様の状態など、詳しく教えてくれます。
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の仕事内容とは?
一般型サ高住の仕事内容は「安否確認」と「生活相談」です。
安否確認とは1日1回以上は必ず入居者さまの安否を確認する義務です。
生活相談とは生活の面で入居者さまの生活や医療について行う業務で
医療は看護スタッフが行います。
洗濯・掃除・買い物代行や介助が必要な場合は入浴の見守りやヒゲ剃り、排せつの見守りなどが主な業務になります。
当日のスケジュールを確認しながら決まった時間内に入居者さまのお部屋に伺い生活援助を行い、それ以外には基本的にステーションで業務を行ったりしています。
正社員の場合は夜勤もありますが巡回程度でナースコールでめったに呼ばれることもないサ高住がほとんどです。
体力的に自信がない30代後半~40代の人や50代の方が向いていると思いますよ。
介護施設のようにオムツ交換や体交などきつい仕事がないのが特徴です。
利用者さん向けの趣味活動では生け花やカラオケ、フラダンスなどのサークル活動も充実しており最近ではデイサービス付きのサ高住もたくさんありますね。
レクリエーションはデイサービスで行っていることが多く基本的にサ高住のスタッフは
デイサービスで勤務することはないのでレクリエーションが苦手な人も安心ですよ。
勤務先のサ高住によってはスタッフが足りないからという理由でデイに借り出される場合もありますのでそこは面接の際にきちんと聞いたほうがあとあと後悔しないと思います。
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)のお給料はどれくらい?
サ高住の給料ですが夜勤ありで平均19万円くらいです。
25万円以上貰えるサ高住も中にはあります。
わたしが勤めていたサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)は入居者が多いところでしたが、きつい業務はほとんど無く「こんなに楽してお給料をもらってもいいの?」というくらい体の負担もありませんでした。
お給料もそこそこ良かったですよ。
ただ介護の仕事という感じではなく、家事代行のような感じだったので介護福祉士としてバリバリ働きたいという方には向いていないかもしれません。
サ高住で働きたい人は面接でこれだけは確認したい!
サ高住は病院や介護付き有料老人ホームや特養のように慌ただしい雰囲気はなく
穏やかに仕事をすることができます。
空いている時間は庭園の手入れをしたりする余裕もありました。
夜勤帯もラウンドが主でコール対応はほとんどありませんでした。
体力に負担が少ないのは本当に楽でしたね。
でも楽というイメージだけでサ高住に就職してしまうと「こんなはずじゃなかった」と失敗するケースもあります。
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の経営者によっては要介護の人を多く受け入れているところもあります。
身体介助に自信がない人は面接の際に確認した方がよいと思います。
まず一般型なのか介護型のサ高住なのかきちんと確認する必要があります。
体力に自信がない人は一般型のサービス付き高齢者住宅を選びましょう。
介護求人サイトの中でも最大手のクリックジョブは求人数がかなり多く、施設の写真も掲載されているので安心して仕事を探すことができます。
自分が働きたいと思ったサ高住の仕事内容や要介護度など、直接面接で聞けない内容もクリックジョブに登録後、担当スタッフに聞けば細かく教えてくれるので大変助かります。
面接に行く際には交通費として1000円支給もしてくれますよ。
介護職30代40代50代でも正社員で採用される方法
30代後半から40代50代になると一般職での正社員の仕事に面接に行っても
なかなか採用されないのが悩みですよね。
そこで年齢問わず経験不問でも正社員になれるのが介護の仕事です。
まだ資格を持っていないけれど
「介護の資格が欲しい、介護の資格を取りたい」と思っている方は
今のうちに資格を取っておくと「かなり有利」だと思います。
介護の資格を持っていると仕事に困った時にすごく便利だな、と私は思いました。
●とにかく求人数が多く退職しても仕事には困らない。
●年齢に関係なく正社員で採用される。
という強いメリットがあります。
介護の資格は今ではまだ比較的簡単に取得できますが年々資格所得も難しくなってきているのが現状です。
いずれは看護師資格と同じようにとても難しくなるともいわれていますね。
介護職員初任者研修の資格さえ所得すれば
30代でも40代でも50代でも簡単に転職もできて正社員になることが可能です。
介護職は日々人員不足の現場がとても多いので例え面接で1個や2個落ちたとしても面接を重ねれば正社員で必ず採用してくれる介護現場は100%見つかります。
40代50代でも介護の経験がなくても歓迎してくれる施設が多いのは嬉しいですね。
私も介護職、未経験で40代で正社員で採用されました。
もちろん最初はオムツ交換もできなかったし
老人介護のことは一切なにも分からずからのスタートでした。
実際に私のいる施設でも介護の仕事がまったくの未経験で
55歳とか58歳で正規社員で採用された人もいましたよ!
介護の仕事って最初は
「やったことないし、体力的にもきついんじゃないの?」
という不安もありますが介護の現場によってはかなり楽なところもたくさんあります。
やはり資格をもっているというのはすごく強みにもなりますね。
いざ仕事に困った時に全国どこへいっても転職には困らないのが介護職の良いところだと思います。
介護職で正社員で採用される方法
40代から50代の方で正社員で採用される方法は
1.資格を先に取る
介護職員初任者研修の資格を最短(1か月~)で取る
2.未経験OKの介護現場に面接に行き働きながら資格を取る
資格取得した後にだいたいの介護施設が正規社員として採用してくれます。
資格がない間はやはり正社員として採用されるのは厳しいですね。
介護職員初任者研修の資格(旧ホームヘルパー2級)は最短で取得したい場合3週間~1ヶ月、授業料は最低2~3万円で取れる講座もあります。
現在仕事を持っているという方でも
仕事をしながらでも資格が取れるように夜間受講などもたくさんありますよ。
どこで受講しても資格には変わりないので
できるだけ安く受講することをおすすめします。
受講料高く払うのはもったいないですからね♪
格安で資格が取れる講座を探している方は
こちらの介護職員初任者研修の比較をご覧ください。
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実際に私も介護の資格を持っていない時に未経験で介護の仕事をしながら
資格を取りに行っていました。
資格を取りにいっている間はきつかったですが、正規社員になればお給料も上がるしボーナスも貰えるので資格を取ってよかったなと思います。
介護の資格はないけれど介護の仕事がしてみたいという方は
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